近年では大規模な窃盗が進んで来ており、高級車だけではなくトラック等を盗み出し犯罪に利用する場面も増えて来ました。その為に資材置き場や工場の重機やトラックを無断で持ち出す場合もあります。工場内の隅には必ずと言って良い程資材置き場が設置されています。セキュリティ対策の為、限られた人しか入る事は出来ませんが、まだまだ犯罪が後を絶たないのが現状です。
資材置き場が狙われやすい理由には、銅を使用した鋼材やケーブル等が保管されているからでしょう。金属類の買取価格が高騰しており、高値で取引されます。この事から窃盗が撲滅されない理由に挙げられるのです。塀や囲のない場所も多く侵入者には都合の良い場所と言えます。
防犯対策も向上しており、セキュリティも強化されつつありますが、機械の目を潜り抜け犯罪は行われます。建築資材が置かれている様な工場は夜は稼働していないのもあり夜間に狙われる事が多いです。大きな会社ならセキュリティ対策もしっかりしていますが、中小企業になるとコストの面からも防犯対策に多くの費用をかけられません。遠隔操作が可能な遠赤外線カメラを搭載している会社もあります。
24時間監視が出来て昼間は資材の管理や従業員のメンタルケアに役立ちます。スマートフォンから監視が出来るので人が居ない夜間は防犯対策として映像が見られます。何か異変が起きた場合にも素早く現地の様子がわかるので、未然に窃盗を防ぐ事が出来ます。