パソコンを使う会社であれば、一度はウイルスの脅威にさらされた事があるのではないでしょうか。それはブラウザを使うシステムであったり、メールを経由したりなど様々な方法で襲ってきます。会社であればウイルス対策ソフトを入れている事が当然ではあるものの、そのチェックに多数の脅威が検出されていれば、ただ事ではないと気付くはずです。特に検出はしたものの削除は手作業でお願いします、という面倒な事もあるため、入れていればどうにかなる訳でもありません。
そんな面倒な状況を何十台もあるパソコンそれぞれで発生させていては、企業の活動も停滞してしまいます。繁盛期にそんな事になってしまっては、仕事に大きな影響が出てしまうのです。そこで、セキュリティ対策をもっと根本の段階でどうにかするために導入されるのがutmで、これは各パソコンに導入するのではなく社内で一つだけ導入します。ネットワークの根本にutmを入れる事で、それぞれにセキュリティソフトを入れる必要もなく、メールなども気軽にチェック出来る様になるものです。
utmは規模の大きな会社ほど効果が高く、ネットワーク自体のファイアーウォールなどもこれに変える事が出来ます。ウイルスなどを根本の段階で感知して弾いてしまうため、社内の環境を綺麗にしておくには最適の装置だと言えるでしょう。システム管理者も問題が発生した時に、誰かの席まで行ってパソコンをチェックする必要がなくなるのも嬉しい点です。