法人業務のネットセキュリティで欠かせないutmは、統合型セキュリティーにより様々なサイバー攻撃から資産と情報を守ることができます。utmは特にオフィスワークや工場などの現場を中核にした内部ネットワーク保護に強みを持っており、Webフィルタリング・アンチウィルス・アンチスパム・IDS/IPS・ファイアウォールなどの統合機能により、外部ネットワークからのサイバー攻撃に備えられます。ただしユーザーが増えるほど回線速度が遅延する傾向があるため、充実した内部ネットワークを求められます。加えて在宅ワークなどに対してのセキュリティ機能は高くないため、多様な働き方を進める場合は別途セキュリティ対策を講じる必要があります。
utmを選ぶ際には、以下を抑えておきましょう。まず基本的なスペックに加えて業務に必要な機能を有していること、使用するユーザー数やトラフィックを考慮しメンテナンス体制の確立も欠かせません。utmはCPUを搭載したコンピューターであり、その性能や数によって処理速度が違ってくるため高性能なものほど効率的な業務をサポートします。また多彩な機能を搭載していますが、必要だと思われる機能を利用します。
機能が多いと処理速度が落ちるためファイアウォールとアンチウィルス、アンチスパムを最優先するとよいです。またユーザーの上限が設定されているため、スタッフの増減を想定して採用しましょう。トラブルに備えたメンテナンス担当者の確立、ベンダーとの連携も考慮しておくと様々なサイバー攻撃から法人の大切な資産を守れます。